頭皮の血行をチェックしたことがありますか?
髪が薄くなると、頭皮の血行が悪いとよく言われますよね。
でも、自分の頭皮の血行がいいか悪いかチェックする方法は知らなかったりします。
頭の周りには、毛細血管が張り巡らされていて、頭皮全体を覆っています。
ですが、年齢とともに血行が悪化して、毛細血管が減ってくることがあります。
すると毛細血管があった場所の髪の毛は、元気をなくしてドンドン薄くなっていきます。
髪の毛は血液から栄養が行き渡らないと、短くなって生えてこなくなるのです。
ですので、自分の頭皮の血行をチェックして、血行促進をするようにして頂きたいです。
頭皮の血行をチェックするには?
頭皮の血行をチェックするには、頭皮の色をチェックする方法が簡単です。
頭皮は非常に薄い皮膚で出来ているため、髪の毛・毛細血管が透けて見えやすいのです。
そのため、鏡で自分の頭皮を見ながら血行が良いかチェックすることが出来ます。
<頭皮の血行をチェックする方法>
- 指で頭皮を押して赤くなるか?
指で頭皮を5秒くらい押してみてください。指が押した部分の皮膚は、通常赤くなります。
これは頭皮ではなく普通の皮膚も同じですが、圧力をかけると毛細血管に血液が集中し、皮膚が赤くなります。
頭皮も指で押してみて、赤くなるようなら、血行は良いと言えます。
逆に、押した部分の頭皮の色が白っぽくて変わらないようなら、血行は良くないと言えます。
特に、薄毛になりやすい生え際の剃りこみや、頭頂部は、皮膚が硬いこともあり、あまり赤くなりづらい方が多いと思います。
頭頂部、剃りこみ部分は、毛細血管が少なく血行が悪いため、薄毛になりやすいです。
- 頭皮の色が青白いか?
健康な頭皮の色は、青白い色をしています。
これは、頭皮が薄くて髪の毛の毛根が薄く黒っぽいため、光の加減で青白く見えるのです。
頭皮の色は皮膚下にある、毛根部の大きさにより色が変わってきます。
毛根が大きいと、黒い色が皮膚下に色が出るため、青白い色が目立ちます。
薄毛の前兆で、毛根が小さくなってくると、皮膚の下にある黒色が減ってきます。すると、黒色がなくなり、肌色・褐色の色が目立つようになります。
生え際などは褐色に近い色と思いますが、頭頂部から側頭部、後頭部の頭皮の色が、青白いか、肌色に近いか、見ることで頭皮の健康・結構の良さをチェックdけいます。
- 風呂上がりで地肌が透ける?
風呂上がりで鏡を見たら、髪の毛がまばらで地肌が透けて見えてないですか?
普段は、気にならなくても髪の毛を濡らすと、髪の毛が頭皮に張り付いて、地肌が透けて見えてしまうことがあります。
髪の毛が痩せていると、地肌が見えやすくなります。髪の毛全体がスカスカになる全スカという状態も同じように地肌が目立ちます。
全スカは、髪の毛の本数が減っているというより「髪やせ」という髪の毛1本1本が細くなっていることがあります。
これはAGAの症状である、毛根のミニチュア化が原因が考えられます。
毛根が小さくなると、その分髪の毛も細く育ちます。そして、髪質は柔らかくてベタッとするか、頼りなくヒョロヒョロした感じになります。
また、髪の毛を引っ張ると、スグ抜けてしまう感じがある場合は、危険な状態です。髪の毛がどれくらい引っ張る力があるか(固着力)は、髪の毛の元気のバロメーターでもあります。
薄毛の進行が進むと、固着力が弱くなり、スグ抜けそうな感じがあるのでしたら、早めに対策をしていただきたいです。
ウッチャンより一言
- 頭皮の血行をチェックするには、地肌の色を見てみると分かる
- 地肌が青白いか、指で押してみて赤くなるようなら血行が良い状態
- 風呂上がりで地肌が目立ち、髪を引っ張ると抜けそうなら薄毛の危険サイン