頭のてっぺんが薄くなってくると、将来ハゲになりやすいでしょうか?
元々頭頂部は、つむじがあるので、薄く見えやすいですよね。
でも、つむじがあっても明らかに薄くなっている・・という方は、薄毛ケアを始めたほうが良いかもしれません。
頭のてっぺんは、髪の毛の密度が薄く、血行が悪い場所なんですね。頭皮の血行が悪いと、髪の毛に栄養がいかずに、放置しているとそのまま薄毛になる可能性が高いのです。
ただ、薄毛ケアを始めても、頭のてっぺんが薄くなっている原因によっては、育毛剤や育毛シャンプーなどでケアしても、効果がないかもしれないです。
というのも、薄毛の原因が、AGA(男性型脱毛症)ですと、進行性の脱毛症なので、根本原因から改善しないと髪の毛が抜けるのは止まらないからなんです。
一時的な脱毛症なら、髪の毛が抜ける原因がなくなれば髪は戻ります。ですが、AGAの場合は、根本原因が悪玉・男性ホルモンの分泌により脱毛するため、治療をしないと進行が止まらないのです。
そこで、頭のてっぺんが薄いのを改善する方法、将来ハゲる可能性があるか判断する方法をご紹介します。
頭のてっぺんが薄いのは育毛剤で治る?
薄毛のタイプでは全体の約40%の方が、頭のてっぺんが薄いタイプです。
頭のてっぺんが薄い方で次のような特徴があると、AGAの可能性が高いです。
- 髪の毛が細くなった
- 抜け毛が増えてきた
- 髪の毛が柔らかい
- 生え際の後退・頭頂部が薄いが他は薄毛ではない
- 髪の密度が低い(地肌が見える・スカスカ)
もし、上のような事項が3個以上当てはまると危険かもしれません。
AGAは、育毛剤の効き目が悪く、ミノキシジルという発毛成分でも効果があまり期待できません。
というのも、AGAだと、髪の毛が育つスピードより髪の毛が抜けるスピードが早いからです。AGAは、脱毛により、どんどん薄毛が進行していきます。
髪の毛の成長サイクルが、短くなっていき、髪の毛が伸びる期間が短く、髪の毛が生えるまでの期間が長くなります。そして、髪の毛が産毛くらいの長さにしか成長しなくなります。
頭のてっぺんの周りの髪の毛も円の面積が広くなるようにして、薄毛の領域が増えていきます。
AGAは、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)が髪の毛を作る毛母細胞の活動を低下させ、髪の毛の生成を弱体化させます。
すると、髪の毛が抜けやすくなり、新しい髪の毛の生産量が減ってきて、薄毛になるのです。
DHTは、血液中にある男性ホルモン(テストステロン)から、頭皮にある酵素(5αリダクターゼ)によってDHTに変換されます。
薄毛になりやすいかは、テストステロンがDHTになりやすいかどうかで決まるんです。
頭のてっぺんの薄毛は将来ハゲるのか?
頭のてっぺんが薄いのは一時的なものか、将来進んでいくのか?心配になりますよね。
将来薄毛に進行するのは、AGAの場合です。
AGAは、テストステロンがDHTに変換されやすい体質かどうかで、遺伝子の影響を受けます。
そのため、遺伝子の男性ホルモンの感受性テストをすることで、AGAになりやすいか分かります。
ただ、AGAになりやすい体質だとしても、必ず将来ハゲになるというわけではないです。将来ハゲになるリスクが高いということです。
ですが、すでに頭頂部の髪の毛が薄くなってきているのでしたら、AGAが進行している可能性が高いです。
そこで、早めにAGAの体質かどうかを検査して頂きたいです。
AGAの検査は、血液検査・髪の毛から遺伝子を取り出して検査する方法があります。
費用はかかりますが、1週間程度で分かるので将来、薄毛になるか不安な方は調査しておくとよいですね。
また、AGAクリニックで、無料で頭皮診断・問診によりAGAのチェックをすることも出来ます。
マイクロスコープを使った頭皮の検査をすることで、AGAの特徴が出ているか確認ができます。マイクロスコープの頭皮チェックは無料で診断できるので、お近くのAGAクリニックで無料診断してみてください。
髪の毛は一度抜けると、元に戻すのに時間がハンパなくかかります。ですので、検査だけでも早めにやっておくといいですね。
ウッチャンより一言
- 頭のてっぺんが薄くなるのは、全体の約40%で日本人に多い
- 髪が薄い原因がAGAの場合、育毛剤・発毛剤だけでは効果がでないことがある
- AGAの検査は、AGAのクリニックで遺伝子検査、マイクロスコープの検査で行える