卵かけご飯を食べると薄毛になるかもしれないのは本当でしょうか?
卵かけご飯は、美味しいのでつい食べてしまいますよね。
生卵をご飯に乗っけて醤油をたらして食べるだけなんですが・・。
あと、生卵は牛丼などにかけても美味しいので、意外と頻繁に食べている気がします。。
しかし、普通に考えて、そんな生卵をかけただけのご飯が薄毛に影響するなんて考えられませんよね。。
ですが、生卵の卵白に含まれる「アビジン」というタンパク質が髪の毛に影響をあたえるかもしれないのです。
そこで、卵かけごはんが薄毛に悪いのか?ご紹介します。
卵かけご飯で薄毛になる?アビジンによる髪への影響とは?
卵かけごはんを食べると、薄毛に影響は「少し」あると言えます。
卵かけご飯の何が悪いのか?といいますと「生卵の卵白」が薄毛によくないのです。
生卵の卵白には「アビジン」というタンパク質が多く含まれています。さらにアビジンは、ビオチンというビタミンと結合する力が強いとされています。
ビオチンは聞き慣れないですが、ビタミンの1種でビタミンB7とも言われています。
ビタミンB7はブドウ糖・脂肪酸の合成など、アミノ酸の代謝に大きく関係して皮膚のタンパク質合成に関与していています。ビオチンは皮膚炎症を抑えたり、アトピー性皮膚炎の方の皮膚を改善に一部使われています。
ですので、ビオチンは皮膚生成に関係する大事な栄養素で、髪も皮膚の一部ですから、髪の毛の生成にも関係あるのです。
生卵の卵白のアビジンは連続して摂取しすぎると、体内のビオチンを奪いとってしまいます。
すると、体内にあったビオチンは、生卵のアビジンにどんどん吸収されて、ビオチンが欠乏してきてしまいます。
ビオチンが不足すると、皮膚生成の代謝が悪くなり、皮膚・髪の毛が作られづらくなります。
ビオチン欠乏症として、皮膚のコラーゲン生成が悪くなり、薄毛・白髪が増えるなど皮膚に関係する見た目が悪くなることがありあります。
また、疲労感や筋肉痛が起きやすいといった症状も出ます。
とは言っても、卵かけご飯を食べ過ぎて、アビジンを取り過ぎ、ビオチン欠乏症が起きるのはかなり、卵かけご飯を食べないと起きないかと思います。
ですので、安心して卵かけご飯、牛丼に生卵をかけても大丈夫と思います。
ですが、毎日卵かけご飯を食べるような、生卵の食べ過ぎには注意が必要です。
卵かけご飯を食べ過ぎていないのに、抜け毛が増える、頭頂部が薄くなる、といった薄毛の進行が見られる時は、薄毛専門クリニックで真の原因を調べたほうがいいですね。
薄毛の原因はいくつかありますが、男性ホルモンによる薄毛(男性型脱毛症:AGA)になっていると、薄毛の進行が早く、止めるのに苦労します。
自分がAGAかどうかは、薄毛専門クリニックで診断できるので、お近くのクリニックにいってみてはいかがでしょうか。
初診が無料で、AGAかどうかマイクロスコープを使った頭皮チェックやAGAになりやすい遺伝子をもっているか検査なども行えます。
薄毛は早めの対処が肝心なので、早めに診断だけでもしてみるといいですね。
ウッチャンより一言
- 卵かけご飯を食べても、食べ過ぎない限り、すぐ薄毛にはならない
- 卵かけご飯の生卵の卵白にあるアビジンと言う成分が、ビオチンを減らして薄毛になることはある
- 薄毛が進行しているなら、早めに薄毛専門クリニックで診断してもらい真の原因を調べることが大事