紫外線で頭皮に当って薄毛になるのは本当でしょうか?
紫外線は意外と人体に強力に影響を与えていたりします。
1日紫外線を浴びて、日焼けしただけでも、重度の火傷を追ったのと同等という話は聞いたことがあるかもしれません。
髪は黒く、頭頂部は太陽に一番当たりやすい場所なので、紫外線をモロに受けるんですね。
紫外線は、波長が可視光線と不可視光線の間にある、目では確認できないX線と同じ仲間に入る強力な電磁波の一種です。
紫外線がX線と仲間?というと、体に悪い気がしてきませんか?
紫外線はX線と同様、UVカットしなければ、体の中を通過していき、頭皮だけでなく体中の細胞を壊していく有害な光線なんですね。
頭皮の細胞も壊れることで、髪の毛が生えてきづらくなります。頭頂部が薄くなるのも、紫外線の影響も少なく無いと言えます。
そこで、紫外線が頭皮の薄毛を引き起こすか?防止する方法についてご紹介します。
紫外線で頭皮が薄毛になる?ハゲる原因になる?
紫外線が頭皮に当たると薄毛になるかというと、半分ホントで半分ウソです。
紫外線は体の中を通るので、UVカット100%でなければ、帽子を被っても、透き通って頭皮の細胞をこわします。細胞が壊れると、髪の毛が健康に育たなくなる、白髪が増える、抜け毛が増える可能性があります。
ですが、日常生活の中で紫外線を浴びている程度では、ひどい薄毛になるまで発展はしないと思われます。
ただ、紫外線が強い5月~8月の日中にずっと屋外で、UVカットせずに直射日光を浴び続けていれば話は、頭皮は日焼けして頭皮の皮もむけて、薄毛になる可能性はあると思います。
頭皮の皮がむけている時点で、かなり頭皮のダメージは深刻です。頭皮は紫外線に弱い部分で、大事なところなので、髪の毛が生えて紫外線から守っているんですね。
ですので、頭皮に紫外線がモロに当たると薄毛になる可能性が高くなります。
髪の毛も日焼けして、赤茶色っぽくなりパサパサで乾燥した状態になりますね。髪の毛の周辺を覆っているキューティクルも紫外線で、タンパク質のケラチンももろくなって、ツヤ・コシがない髪の毛になります。
ですが、ここまで紫外線を浴びるには、海で日光浴するなどした場合です。普通に仕事をして、外を少し歩いたくらいではスグには薄毛にはならないです。
ただ、紫外線は安全というわけでなく、出来る限りUVカットで紫外線カットしたほうがいいです。紫外線は体の細胞にダメージを与えて、老化・加齢した状態にさせます。
そのため、紫外線を頭皮に浴びても、すぐに薄毛にはならないですが、紫外線カットしないままでいると、紫外線を浴びない時よりも頭皮が薄くなっていく可能性は高いです。
頭皮だけでなく、顔などの皮膚もダメージを受けますので、紫外線カットの帽子をかぶったり、紫外線が強い時期は外出を控えたりすることが大事です。
紫外線カットのコンディショナーで予防する
紫外線カットは帽子だけでなく、コンディショナー・ヘアマスクといった商品があります。
紫外線から頭皮を守るには、紫外線をカットしてくれるコンディショナー・ヘアマスクを使うといいです。
UVカットコンディショナーは、ニベアなどで安く購入できるので、試してみて頂きたいです。
ただ、男の場合は髪の量が少ないと、UVカットしても意味があまりないことがあります。髪のボリュームがあまりないと、UVカット・コンディショナーを使っても、紫外線が頭皮に直接あたってしまうんですね。
ロングヘアのような長い髪の方なら、UVカットしても頭皮に紫外線が当たらないようにできますが、ほとんどの男性は紫外線カットのコンディショナーを使っても効果がないかもしれません。
もし、薄毛が気になっているなら、紫外線対策も大事ですが、薄毛の原因は他にも沢山あります。
薄毛の原因は、ストレス・食生活・睡眠・男性ホルモンなどの影響を受けます。中でも、男性ホルモンによる薄毛は、抜け毛のスピードが早いので注意が必要です。
もし、将来の薄毛が心配でしたら、薄毛専門のクリニックで、薄毛の原因について検査してみるとよいです。
薄毛専門クリニックは、初診が無料のところが多く、マイクロスコープによる頭皮チェックや、問診などで、薄毛の原因を教えてくれます。
原因は1つでないかもしれませんが、最も薄毛の影響を受けている要素について知ることができます。
もし、市販の育毛剤などを買って一人で悩んでいるのでしたら、専門家のチェックを受けてみるといいです。医学的な視点で薄毛の原因をチェックすることで、真の根本原因が分かることがあります。
髪の毛は1本抜けると、その1本を取り戻す(生やす)のに、大変な時間・労力が必要です。将来の薄毛が心配でしたら、早めに専門家の診断をしてもらって頂きたいです。
ウッチャンより一言
- 紫外線は頭皮の薄毛に影響はないわけではないが、日常生活であればそれほど問題ない
- ただ、紫外線は浴びないに越したことはなく、紫外線予防グッズで頭皮を守ったほうがよい
- 薄毛の原因は、紫外線以外にも多くあり、薄毛専門クリニックで検査したほうが早く改善する