抜け毛が止まらない男の共通点をご存じですか?
健康な成人男性でも抜け毛は、1日50本~100本程度抜けます。
朝起きた時の枕カバーについた抜け毛、シャンプー後の排水口、洗面台に落ちた抜け毛が増えていると、このまま薄毛になるのではないか?心配になりますよね。
薄毛は加齢により、誰にでも起きる症状で、30代以降、徐々に髪の毛が生える量は減ってきて、60~70代になるとほぼ髪の毛は抜けていきます。
ですが、20代早くて10代後半から、抜け毛が増え始め、30代になるまでに生え際や頭頂部の髪がなくなっていく方がいます。
ストレスで抜け毛が止まらないこともありますが、大半は一時的な脱毛症で、ずっと抜け続けることはありません。
ですが、一部の方は髪の毛の脱毛が止まらない状態になる方がいるのです。
そこで、抜け毛が止まらない男性で共通するタイプについてご紹介します。
抜け毛が止まらない男の共通点
抜け毛が止まらない男性、薄毛になる方に共通するのは、食生活・睡眠・体質です。
抜け毛が増えるのは、髪の毛が抜けやすい状態になっているということです。
髪の毛が抜けやすいとは、髪の毛が細く、髪の毛を根本で支える力(固着力)がない、髪の毛が伸びづらい、といったことです。
この原因は、髪の毛を作るための栄養が不足しているために、髪の毛を作る毛母細胞に栄養が不足しているのです。
また、男性ホルモンの影響で、毛母細胞の働きが弱っているためなんですね。
髪の毛を作る働きが鈍ることで、髪の成長が停滞して抜け毛が増え、新しい髪の毛が生えてこなくなるのです。
そこで、抜け毛が止まらない=髪の毛を作る働きが鈍る男の共通点をご紹介します。
男で髪の毛の抜け毛が止まらない人ってどんな人?
- 食事の栄養の偏り
食事から栄養バランスが偏っていると、髪の毛の成長が停滞しやすいです。
当たり前のようですが、実際の生活では、栄養バランスよく食事が出来ていない方が多いのです。
コンビニ弁当やインスタント食品、外食などで食べていると、どうしてもビタミン不足で、脂質が多めの食生活になりがちです。
最近の食品は、簡単に食べられるよう食材が加工されていて栄養価が低いです。さらに合成添加物で味付け・防腐加工・着色料などで体に良くない成分が入っています。
ですので、栄養を取っていても意外とバランスよくできていないのです。
髪の毛の成長を欠かせない、体で作れない必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどは1つだけとっても意味がないです。ビタミン・ミネラル成分は複数の成分が相互に働き合って体が働いていくのです。
ですので、今一度現在の食事のバランスをチェックしてみてくださいね。
- 睡眠不足
髪の毛だけでなく、体の細胞が生まれ変わる(代謝)のは、睡眠が不可欠です。
睡眠は、単に長い時間寝ていれば良いわけでなく、質の良い睡眠を取ることが重要です。
眠りには浅い・深いレベルがあり、一番深い眠りをレム睡眠と言います。
このレム睡眠に入ることで、体から成長ホルモンが分泌され、代謝が進みます。
代謝が進むと、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わり、髪の毛・ツメ・皮膚などが新しく作られていきます。
抜け毛が止まらない髪の毛が細い方は、髪の毛を作る毛母細胞の働きが弱っている可能性があります。
ですので、深い質の良い睡眠をシッカリ取ることが重要なのです。
- 薄毛になりやすい体質
男女とも、遺伝的に「薄毛になりやすい体質」があります。
薄毛になりやすい体質は、いくつか要因がありますが、現在注目されているのが「男性ホルモンの受容性」です。
男性ホルモンの受容性が高いと、男性型脱毛症(AGA)と呼ばれる薄毛になりやすいのです。AGAの症状は、急に抜け毛が増えて止まらない、髪の毛が細い・柔らかくなる、といったものです。
AGAは、男性ホルモンの影響で、毛母細胞の働きが弱くなり、特に頭頂部・生え際の抜け毛が増えるのです。
AGAは一時的な脱毛症と違い、体質的に抜け毛が増え、薄毛が進行しやすいのです。
薄毛になりやすい体質かどうかは、AGA遺伝子検査等で検査できます。AGAは、母方から80%の確率で遺伝し、母方の家系で薄毛の方がいる場合は注意です。父方からも遺伝もあるので、薄毛の方が親戚・家族にいるか確認しておきたいところです。
もし、抜け毛が止まらなくてAGAの可能性があるかも?と思う方は、早めにAGAのチェックをすることをおすすめします。
現在、AGAによる薄毛は、育毛剤・発毛剤などで予防・止めることができます。
抜け毛が増えていて、薄毛が目立っていないのであれば、早めに対策をして頂きたいです。
AGA/薄毛になりやすい体質かどうかは、簡単な血液検査でチェックできますので、将来薄毛が気になる方は、早めにチェックして頂きたいです。
ウッチャンより一言
- 抜け毛が止まらない男性の共通点は、栄養の偏り・睡眠不足・薄毛になりやすい体質かどうか。
- 薄毛が気になる方は、食生活・睡眠を見なおしてみる
- 親戚・家族に薄毛の方がいる場合、AGAの検査をして、早めに対策をする