M字ハゲを改善する

M字の進行を止めるのに、M字専用の育毛剤をいくら使っても効果ないと思っていませんか?

それもそのはず・・頭皮のM字の剃りこみの部分は、頭皮の中でも血行が悪い薄毛になりやすい場所です。

男性型脱毛症(AGA)ですと、生え際・剃りこみから薄毛がM字に進行していきやすいです。

そして、中でもM字の頭皮は、薄毛の改善が特に難しい頭皮で、治るまでにかなり手強い薄毛なのです。

ですので、市販のM字用の育毛剤などを使っていても効果は出ないと思います。。というのも、M字専用の育毛剤の成分は、センブリエキス・グリチルレチン酸2K、セファランチン、海藻エキス、プロビタミンB5・・と言った一般的な成分のみ(医薬部外品なので成分の詳細が分かりませんが)。コレでM字薄毛が治ったら、僕も苦労してません・・汗;

育毛クリニックでもM字の薄毛を回復させるのは、難易度が高いのに、市販の育毛剤がそこまで効果が高いとは思えません。

ですので、AGAによるM字の薄毛の場合、市販の育毛剤を使って自力で育毛ケアして、M字を回復させるのはかなり難しいと思います。

でも、ここでM字ハゲは治すのはかなり難しいのか・・と諦めてはいけないです。

そこで、ここでは、M字の進行を止める方法、M字を回復させる方法、効果が出る育毛剤・育毛ケアについてご紹介します。

M字ハゲは育毛剤で改善する?

M字ハゲを市販の育毛剤で改善しようとしてませんか?

M字ハゲは治すのが難しく、市販の育毛剤だと難しいです。M字型の薄毛は根本的な薄毛の原因から改善しないと治りにくいです。

というのも、M字の薄毛の多くは、AGA(男性型脱毛症)で薄毛になっている可能性が高いのです。歳を取ると徐々に薄くなりますが、20代・30代を中心に薄毛が進行するのはAGAと言えます。

AGAは、DHTという悪玉男性ホルモンが剃りこみ・生え際・頭頂部といった頭皮の髪を根こそぎ脱毛させ、産毛も生えないような頭皮にさせる症状です。

ですので、M字の進行を止めるには、DHTの悪玉男性ホルモンを薄くなっている頭皮からなくすことが大事です。M字のDHTをなくすのは、かなり難しく、進行している薄毛ほど、期間と労力がかかります。

そのため、市販の育毛剤をつけたところでスグに治るわけがないのです。6ヶ月~1年くらいをかけてジックリ取り組む必要があります。

え!1年も?と思うかもしれませんが、これから5年後・10年後の髪の毛を考えると、半年くらいはガマンして頂きたいのです。M字ハゲはそれくらい止めるのが難しいのです。

<M字の進行を止める方法とは?>

  • AGAかどうか判定する

    最初に、あなたがM字になっているのがAGAかどうか調べる必要があります。

    AGAかどうか調べるには、血液による遺伝子検査をするか、マイクロスコープで頭皮の状態をチェックすることで判定できます。

    遺伝子検査は、AGAのクリニックなどで行うことができます。市販でAGA検査キットも売られていますが、結果を判定するのに専門家の診断をしてもらうほうがいいので、クリニックで診てもらうといいですね。

    マイクロスコープによるAGA判定は、確実に判定する方法ではありませんが、頭皮の毛穴などの状態をみることでおおよそAGAであることは判断できます。

    具体的には、頭頂部・生え際・後頭部・耳の上などの頭皮の毛穴・生えている髪の毛の状態をチェックします。頭の場所によって薄毛と髪が生えている部分がハッキリ違っていたり、髪が細くなっているか?などを総合的に見て確認します。

    AGAであれば、DHTが原因でM字の薄毛が進行していることになり、DHTをM字の頭皮からなくすような対策をします。

  • M字のDHTを抑制する

    M字の頭皮にあるDHT・悪玉男性ホルモンを減らして、髪の毛が脱毛しないようにします。

    最初はまず抜け毛・脱毛をなくして、これ以上薄毛が進行しないように対策をすることが大事なんですね。

    そこで、効果の高い対策は「フィナステリド(フィンペシア)」です。フィナステリドは、DHTが増えるのを抑制してくれる働きがある飲み薬です。

    飲み薬・・って危険じゃない?と思われるかもしれませんが、フィナステリドは、医師の処方が必要な薬で、安全な範囲でしか処方できないので安心してください。

    フィナステリドは、皮膚科・AGAクリニックといった医師の処方により購入できます。

    現在のところ、DHTを抑制する効果があると認められている効果が高い薬はフィナステリドしかないのです。ですので、薄毛対策をしたい方は、フィナステリドの服用をおすすめしたいです。

    ただ、どんな薬にも副作用があります。フィナステリドの副作用は、性欲減退などの影響があります。ですが、副作用は限定的で発生率は1.5%程度と非常に低い確率です。

    しかも、フィナステリドの量は調整できるので、途中で服用をやめれば性欲は復活します。薄毛対策として一定期間、フィナステリドを飲むのは多少はガマンしないといけないかと思っています。

    僕もフィナステリドを飲んでいますが、性欲は普通にあります・・汗;ですので、気になる方はクリニックの先生と相談の上、分量などを調整いただければいいかと思います。

  • M字に産毛を生やして成長させる!

    フィナステリドでDHTの悪玉男性ホルモンをなくしたら、今度は、M字に髪の毛を生やしていくフェーズになります。

    M字の剃りこみ、生え際は、かなり血行が悪く栄養が届きづらいのです。そのためM字に髪の毛が生えづらく、薄毛になりやすいのです。

    まず取り組むのは、育毛剤の添付です。育毛剤は、市販の育毛剤は医学的なエビデンスがない効果が実証されていない成分がほとんどです。現在、発毛効果が高いと証明されている発毛成分「ミノキシジル」をM字に塗るのが基本となります。

    ミノキシジルはM字部分に塗って様子をみてみます。ですが、M字が進行している方は、塗っても長く太い髪が生えるまでいかなこともあります。

    そういった場合は「メソセラピー」という注射器で頭皮の表面にミノキシジルなどの成分を注入する治療もあります。メソセラピーは頭皮に直接ミノキシジルや発毛促進する成分を入れることができる唯一の方法なのです。

    そのため、M字のどうしても髪の毛が安定して生えないところには、メソセラピーをすると効果が出てきます。

    頭皮に注射をすると痛いのでは?と思うかもしれませんね。これはAGAのクリニックで異なる部分ですが、大抵の注射の針は極細で少しチクっとするくらいの感触です。痛み止め対策もしているので、痛みはほぼないと思っていいと思います。

AGAによるM字の進行はかなり早いです。あっという間に剃りこみが後退・生え際が後退していきます。

薄毛の治療の基本として、抜けたのを戻すのはとても時間・労力がかかるということがあります。ですので、M字の薄毛の進行が気になったら、早めにAGAのクリニックなどの頭皮の専門家に診てもらうことが大事です。

AGAのクリニックですと、最初だけ無料相談・カウンセリングができて、AGAの進行度を測定してくれるところもあるので、早めに見てもらって頂きたいです。

ウッチャンより一言

  • M字専用の育毛剤は、薄毛が進行してからだと使っても効果は低いと思われる
  • M字が進行し始めたら、早めに薄毛の専門家に見てもらい、適切なアドバイスをもらうことが重要
  • 薄毛対策は、自力では試行錯誤で時間とお金をムダにするので、要注意