あなたの頭皮は、薄毛のサインが点灯していませんか?
薄毛になりやすい原因の1つとしてあげられるのが「頭皮の血行不良」です。
薄毛の進行しやすい方とそうでない方の血流は約2.6倍ほども差があるとも言われています。
頭皮には細かい毛細血管が網の目状に張り巡らされていていますが、髪の毛に栄養を送る量は普通の皮膚よりも少なく血行不良になりやすいのです。
髪の毛は、髪の毛を作る毛包・乳毛下血管から栄養をもらわなければ細胞分裂が進まず、成長しないので、頭皮の血行不良は薄毛につながりやすいといえます。
そのため、薄毛対策としてよく頭皮マッサージをしますが、頭皮マッサージをすることで、頭皮直下にある毛細血管を刺激して、血流促進をするのです。頭皮マッサージは薄毛対策にかなり有効な方法です。
僕もヒマさえあれば頭皮マッサージをするクセがついてしまったほどです。
ここでは、あなたの頭皮が血行不良の症状が出ているかチェック方法、薄毛対策についてご紹介します。
頭皮の血行不良の症状とは?
頭皮の血行不良の症状は、頭皮の色・温度・固さなどをチェックすることで分かります。
頭皮が血行不良になっていないか今すぐチェックして見て頂きたいです。
<頭皮の血行不良の症状とは?>
- 頭皮を押して赤くなるか?
指で頭皮を押してみて、赤くなるようだと血行が良い証拠です。
逆に、頭皮を押して頭皮の色に変化がないようだと血行不良の可能性が高いです。
なぜ、頭皮を押して赤くなると血行不良でないというと、頭皮にある毛細血管は非常に浅いところを通っています。そのため、頭皮の表面を少し押しただけでも毛細血管が反応して赤くなります。
頭皮にケガをしたり、出来物が出来て赤くなりやすいのも頭皮の血管が浅いところにあるからなのです。
頭皮の血管は、皮膚の浅いところを通っているので、皮膚から透けて血管が見えやすいです。そのため、頭皮が赤くなるのは血行が良い状態です。頭皮が赤くならないのは血管が非常に細かったり毛細血管がなくなっていると、赤い色にならないです。
- 頭皮の色が褐色か?青白いか?
頭皮の色は、肌の色(褐色)だと血行不良の症状が出ている可能性が高いです。
逆に、頭皮の色が青白いと、血行が良い健康な頭皮と言えます。
頭皮は、髪の毛が生えている薄い膜で覆われていますが、皮膚から黒い髪の毛が生えていると、薄く黒い髪の部分が透けて見ると「青白い色」に見えます。
マイクロスコープなどの顕微鏡で、頭皮を見てみるとすぐ分かるのですが、肌色のすぐ下に髪の毛が生えていると髪の毛の黒色がうっすら見えるんですね。それが、遠くからみると、青白い色をしているように見えます。
薄毛が進んでいる状態の悪い頭皮は、頭皮が固くなり髪の毛が透けて見えなく、単に肌色・褐色に見えます。血行が悪い状態は、皮膚がおでこのような普通の皮膚と同じような状態になっていて、髪の毛が生えづらい環境になっています。
頭皮の色は、後頭部と頭頂部、生え際などの部分を比較してみるとどのあたりが血行が悪くなっているかチェックすることが出来ます。
- 頭皮が固いか?柔らかいか?
頭皮の固さ・柔らかさで、血行不良の状態が分かります。
頭皮が固いと皮膚に栄養があまり行っていない状態です。顔などの柔らかい皮膚には、しっかりと血液が栄養を運んで皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が進みます。
血行が悪い皮膚は、栄養があまり行かないため、皮膚の新陳代謝も下がって固くなっていきます。皮膚が生まれ変わるペースが遅くなり、自然と外部からの刺激にたえるため皮膚は固くなるのです。
頭皮ではおでこの生え際、そりこみ、頭頂部、尖った部分などが血行不良になりやすいです。皮膚がピンと張るような部分は皮膚が強く頭蓋骨に押さえつけられるため、毛細血管がなくなっていき皮膚も薄くなりやすいです。
そういった部分は頭皮に栄養がいかず、頭皮に生えるべき髪の毛にも栄養が行かないことになります。
頭皮の血行は、頭の前頭部、生え際、後頭部、頭頂部などいくつかの場所をチェックしてみて頂きたいです。頭皮の血行は場所によって良い部分、悪い部分があります。
特に、頭頂部・M字の部分は血行が悪く、後頭部、耳の上の側頭部は血行が良いことが多いです。後頭部や側頭部がはげにくいのは血行不良になりづらいからです。
頭皮の血行が悪いと分かったらどう対策する?
頭皮の血行が悪いと分かったら、血行促進する対策を取ります。
具体的には、シャンプー後などに頭皮マッサージをすることが血行促進に繋がります。
ただ、薄毛が進行しつつある状態では頭皮マッサージで血行を改善しても、間に合わないことが多いです。
というのも、薄毛が進行している状態は、すでに髪の毛の成長が休止して、髪の毛の根本の毛包部などが縮小・退化していっている事が多いです。さらに、男性の薄毛の場合、毛包の周りにDHTという男性ホルモンが髪の毛の成長を抑制している可能性が高いです。
DHTが増え始めると自然に止めることが難しく、頭皮マッサージなどをして血液から栄養を送っても薄毛の進行を覆すのが困難なのです。
そこで、薄毛の進行が少しでも進んでいる気配があるようなら、薄毛の専門家にチェックしてもらうことが重要です。
僕はここで育毛剤や育毛シャンプーなどを試して、薄毛が進行してしまい大きなロスタイムを食ってしまいました。。そこで、薄毛に絶対になりたくない方は、育毛剤などで試行錯誤せずに、まずは薄毛の専門家にみてもらうことをおすすめしたいです。
薄毛の専門家は、皮膚科や薄毛(AGA)のクリニックなどがあります。個人的には、皮膚科よりも症例数が多いAGAのクリニックがよいです。
皮膚科は、普通の皮膚を診てもらう女性が多くて通いづらいことや、薄毛治療の処方データが少なく、育毛の薬などをくれて終わりのケースが多いです。
AGAのクリニックは全国にあり症例数が膨大にあります。また、担当者がついてくれてマイクロスコープで頭皮の状態をチェックしたり、毎回写真を撮って薄毛の進行をチェックしてくれて、その方に合うペースで育毛をフォローしてくれるので安心できます。
今なら初回の診断が無料で、頭皮チェックをしてくれたり、AGAの遺伝子検査なども出来るので早めの薄毛対策が取れます。
薄毛治療は、早ければ早いほど薄毛改善の効果が高いので、気になったら早めに相談してみていただきたいですね。