髪が抜ける 若いのに

若いのに髪のが抜ける量が大量になると、薄毛が心配になりませんか?

髪が抜けるのは、1日平均 約50本~100本くらいです。

若い薄毛の兆候がない男性でも、1日50本くらいは抜けているんですね。ですので、髪が抜けるのも毎日・大量でなければ問題ないと思われます。

夏の紫外線や汗による影響が頭皮に出るため、季節的に秋~冬にかけて、抜け毛の量が増えやすいと言われています。シャワー後のお風呂の排水口、寝て起きた後に枕に付いた抜け毛がゴッソリ抜けていると、薄毛が心配になりますよね。

ですが、抜け毛の量が多くなっても、限度はあります。1日200本以上、抜け毛が増えると薄毛の危険信号が黄色になります。

1回のシャワーで抜ける髪の毛は、1日抜ける髪の毛の40~60%とも言われるので、排水口の本数をザッと数えてみて頂きたいです。排水口・髪を拭いたタオル・洗面所に髪が60本以上なら、抜けるのであれば注意が必要ということです。

髪が抜けるのは、年齢が若いかどうかは20代を超えれば、あまり関係なく薄毛のリスクがあります。男性だと20歳前後で髪の毛の直径も細くなってきて、20代~30代後半にかけて弱っていきます。

ですので、年齢が20代以降であれば、沢山髪が抜けるようであれば、薄毛のリスクを注意して頂きたいです。

ここでは、若い時に髪が大量に抜ける時に薄毛にならないために、注意すべきポイントをご紹介します。

髪が抜ける 若い時こそ注意したい男の薄毛対策とは?

髪が抜けるのに若い・若くはないです。20歳以上で大量に髪が抜けるのは薄毛のサインとして警戒したほうがいいです。

最近は20代の若い方でも、栄養が偏りや、睡眠不足といった髪の毛の成長に悪い習慣が10代の頃から付いていて、20代前半で薄毛になる方が増えています。

20代前半で若くして薄毛になる症状を「若年性脱毛症」と言います。若年性脱毛症は、髪の毛全体が薄くなる・髪の密度が減って、地肌が見える様になる傾向があります。髪の全体がスカスカになることから「全スカ」とも言われます。

若年性脱毛症は、30代以降の薄毛で代表的な男性型脱毛症(AGA)の一種として治療します。

若年性脱毛症は「全スカ」の状態から、壮年性脱毛症に移行しやすいです。壮年性脱毛症は、生え際・頭頂部といった薄毛になりやすい場所が脱毛し、髪の毛が生えてこなくなります。

その結果、頭部全体が薄めの髪型になり、同時にM字ハゲ、頭頂部ハゲといった薄毛が同時進行するので注意したいです。

そこで、若いのに髪が抜けるのを防止・対策するポイントをご紹介します。

<若いのに髪が抜けるのを防止・対策する方法とは?>

  • 正しいシャンプーをする

    薄毛になりやすい方は、正しいシャンプーが出来ていないことが多いです。

    正しいシャンプーとは、1日1回だけ行い、頭皮に刺激がある洗浄成分を使っていないシャンプーを使い、頭皮を丁寧に洗うことです。

    シャンプーは沢山やれば清潔で良いと考えがちですが、実は間違いです。シャンプーはすればするほど、頭皮にいる常在菌を洗い流すため、頭皮は傷みやすくなります。

    ですので、シャンプーは1日1回だけ行うのがよいです。どうしても洗いたい時は、お湯だけで流す「湯シャン」をしてくださいね。

    そして、シャンプーの選び方も、育毛シャンプーなら大丈夫、というのは危険です。

    市販の育毛シャンプーでも、頭皮が弱い方には刺激が強い成分が入っていることがあるので、シャンプーの成分には注意したいです。

    育毛シャンプーといっても成分に育毛成分が入っているようなシャンプーはあまり意味がないです。どうせすぐ洗い流すので、育毛成分が入っていても意味ないのです。

    頭皮に良いシャンプーは、パッケージ裏の成分を見て、アミノ酸シャンプー(成分:ココイル~、)、ベタイン系シャンプー(~ベタイン)などの成分が使われているものがよいです。

    「ラウリル」「ラウレス」「スルホン酸・コハク」といった単語の成分がある場合は、洗浄成分が強めなので使用は控えたほうがいいですね。

    また、頭皮を丁寧に洗うのも大事です。

    よく「指の腹を使って洗う」と聞きますが、指の腹の場所はご存知でしょうか?

    指の腹は、指の先の部分です。指の指紋が見える部分ではないです。シャンプーは指の腹を使って頭皮をゆっくりマッサージするようにします。

    そして、シャンプーで一番大事なのが「すすぎ」です。シャンプーは洗い残しがあると、頭皮の皮脂と酸化反応をして頭皮を痛めたり、嫌なニオイがします。かゆみや炎症のもとになるので、すすぎはシャンプーで洗う時間の2倍くらい使ってもよいくらいです。

    正しいシャンプーをすることで、頭皮への負担を減らし、髪の毛が育ちやすい環境を作って下さいね。

  • 睡眠をシッカリ取る

    髪の毛の成長に睡眠は欠かせないと言われています。

    眠ると成長ホルモンが出て、髪の毛の成長が進みます。特に眠りに入って、2時間後から髪の毛・肌などの再生を促す代謝をすすめるホルモンが出やすいので、1日6~7時間の睡眠時間を確保したいです。

    仕事が忙しくて睡眠が十分に取れない方もいるかと思いますが、出来る限り睡眠を取るようにすることが大事です。

    一流のパフォーマー(スポーツ選手など)は睡眠に気を遣うといいます。睡眠不足は、昼間のパフォーマンスも下げるのです。

    仕事や遊びもしっかりやるためにも、早めに眠ることをおすすめしたいです。

  • AGA(男性型脱毛症)体質かを検査する

    薄毛になりやすい体質かどうかは、遺伝子検査や、頭皮チェックである程度分かります。

    将来、薄毛になりやすいかどうかが、分かってしまうんです。

    薄毛になりやすいかの検査は、将来必ず薄毛になるというわけでなく「薄毛になりやすい体質」かどうかを検査するものです。

    薄毛になりやすい体質かどうかは、AGAの原因であるDHTという悪玉・男性ホルモンと、5α還元酵素という物質の感受性によります。頭皮にあるDHT・5α還元酵素の感受性が高いほど、髪の毛を作る毛母細胞を弱らせることがわかっています。

    髪の毛が生えるか・生えないかは、髪の毛を作り出す毛母細胞の活動レベルがカギを握っているんですね。あなたがDHTと5α還元酵素の感受性が高い遺伝子を持っていると、薄毛になりやすい体質ということになります。

    薄毛になりやすい体質というのは、ストレス・食生活などの生活習慣の乱れなどからも、AGAの症状が出やすいということです。

    AGA体質かどうかは、AGAクリニックなどで行っています。

    多くのAGAクリニックは初診が無料で診断できるので、無料診断をしてもらって頂きたいです。

若ハゲ(若年性脱毛症)でも最近は、技術の進歩から薄毛を治療できるようになっています。

昔はカツラを被ったりと笑えない話もありますが、今は医学的な治療として薄毛治療ができる時代になっています。

早めに対策すればするほど、改善・予防ができるようになりますので、出来るだけ早めに薄毛対策をしてくださいね。

ウッチャンより一言

  • 若いのに髪が抜ける場合、1日の抜け毛本数、薄毛の場所・地肌が見えるかどうかをチェックしてみる
  • 正しいシャンプーをして、睡眠をシッカリ取ることが頭皮へのダメージを減らし、髪の毛を成長させる
  • 薄毛になりやすい体質かは、AGAクリニックなどで、遺伝子検査・マイクロスコープで頭皮チェックで診断できる