髪の密度を増やすには?地肌が透けて見えたら薄毛進行の危険!

通常、頭皮にある1つの毛穴には、3～4本の髪の毛が生えています。髪の密度が下がってくると1つの毛穴から1～2本だったり、産毛しかない状態のことが多いです。

髪の密度がないように見えるのは、1つの毛穴から髪の毛が生えている本数が減ってくることがあります。

そのため、頭皮の毛穴から出ている髪の毛の本数をチェックして頂きたいです。

髪の毛の本数は、頭皮の場所によって変わってきます。後頭部や耳の上の側頭部は髪の毛が割とミッチリ生えています。

ですが、頭頂部・分け目・前頭部の生え際は、髪の密度が低く1つの毛穴から出ている髪の毛の本数も少ないことが多いです。

髪の密度は、はじめに生えていた髪の毛に対して、約60％を切ってくると髪の毛が薄いかも？と気付くようになります。50％を割ってくると、第三者からも薄毛を指摘されることが多くなります。

毛穴のチェックは、自分1人ではチェックするのが難しいので、AGAクリニックなどの無料診断を利用してマイクロスコープで診てもらうといいですね。

自分1人でやる場合は、スマホのカメラを動画でとったり、写真を取ると毛穴の状態が分かるかと思います。

もし、自分の頭皮の毛穴を一通り見て、1つの毛穴から出ている髪の毛の本数が少ない箇所が多いなら、薄毛が進んでいる可能性があります。

その場合は、できたら薄毛の専門家に、一度頭皮を診断してもらうことをおすすめします。頭皮は専門家が見ると、頭皮の健康状態だけでなく、薄毛の進行なども分かることがあります。

髪の太さは髪の毛をフサフサに見せる大事な要因になっています。

成人男性の髪の太さは約0.06～0.09ミリで20歳前後をピークにして細くなっていきます。

AGAのような薄毛が進むと、髪の毛を育てる力が弱くなり髪の毛も細くなります。すると、髪の毛の太さが通常の50％～60％まで減ってしまうことがあります。

髪の毛が細くなると、頭皮を覆っていた髪から地肌が透けて見えるようになってきます。髪の毛の太さが半分になると、髪の毛の本数が半分になるのと同じような印象になるんですね。

ですので、髪の毛の太さ・細さは、髪の毛をフサフサに見せるためには大事な要素なんですね。

AGAの場合、髪の毛が細くなって、髪が育つ期間が短くなり、生えてもすぐ抜け毛で落ちるようになります。すると産毛になっても育ちづらく、そのまま生えてこなくなるのです。

そのため、髪の密度のチェックと一緒に髪の毛の太さ・細さもチェックしてみてください。

髪の毛の太さを測るには、自然に抜けた毛を並べてみて定規などでざっと測ってみるとよいです。