育毛の薬の輸入してもOK?副作用だけでは済まない注意点は?

最近、厚労省は育毛薬、育毛剤などを取り扱う輸入代行業者や個人輸入に厳しい規制・監視が行われています。

育毛の薬を輸入代行業者で購入した場合でも、トラブルが合った場合は、”購入者・本人が一切の責任を負うケースが多い”ので注意が必要です。

輸入代行業者は、育毛薬以外にも、色々な薬を扱い、中でも違法ドラッグといった危険な薬物も輸入されているとして、目が付けられているんですね。

育毛業界では有名な「オオ●カ堂」はずっと目をつけられているようです。

オオ●カ堂は、日本の会社でなく、香港の外資会社です。香港の会社は日本の法律・指導ができない場所にいて、日本からは規制できずにいるようです。ただ、日本での活動には厳しくチェックしていて、過去にオオ●カ堂のホームページのURLも何度となく変更させられています。

2015年半ば以降、オオ●カ堂を紹介する日本のwebサイトが規制対象になり、国内にあるサーバのページは全て削除されています。

個人輸入業者を使うのは、自己責任ですが、違法ドラッグといった範疇にくくられると、あなただけでなく、家族・職場などに迷惑が掛かる可能性があります。

現在、厚労省は、一般社団法人・偽造医薬品等情報センターに薬物輸入のチェックを「あやしいヤクブツ連絡ネット」（https://www.yakubutsu.com）にて行っています。

あやしいヤクブツネットの中にも育毛剤もあります。ですので、今後ずっと、個人輸入を利用していくのは厳しいと思っています。

輸入代行業者では育毛薬を安く変えるメリットがありますが、リスクが高いデメリットの方が大きいと言えるかと思います。。

輸入代行や輸入品のミノキシジル・フィナステリドいった商品名は名前が付いていますが、品質が不明な事が多いです。

よく言われるのが、不純物の配合です。フィナステリド・ミノキシジルなどの薬の成分でも不純物が入っていると効果がないばかりか、思わぬ副作用が出る可能性があります。

例えば、2012年以降で、個人輸入されたフィナステリドのジェネリック薬・フィンペシアには、発がん性の疑いがある成分「キノリンエイロー」という着色・コーティング成分が使われて問題になったことがあります。2014年6月頃になってやっとキノリンエイロー使用のフィンペシアは使われなくなっています。（現在は、キノリンエイローフリーのフィンペシアが市場に出ています）

また異様に安く売られているミノキシジルなどが非正規品（ニセモノ）や盗品だったりするケースもあり、トラブルは少なくないようです。個人輸入代行で購入した育毛薬でもトラブルは、購入者側が全て責任を持つことが多いので、注意が必要ですね。

個人輸入は、それなりのリスクがある取引であることに気をつけたほうがいいですね。

個人輸入代行で育毛薬を買う方は、自分で育毛・発毛をして薄毛対策をしている方が多いと思われます。

ご自分で薄毛などの知識があって対処できるならよいですが、薄毛の知識がなく見よう見まねで試行錯誤するなら、やめたほうがよいかと個人的には思います。

ミノキシジル・フィナステリドなどは、少ないとはいえ、副作用がある薬なので、しっかり医師の診断をチェックしてもらい、効果の高い方法で薄毛を克服して頂きたいです。

ミノキシジル・フィナステリドが効果がないという方の多くは、普通の皮膚科で受診している方が多いと思われます。

普通の皮膚科では薄毛に対する治験・症例が少ないため、無難な対応に終止して結果が出せないことが多いです。AGAクリニックは、症例が多く薄毛のパターンが分かっているため、対応が適切です。

育毛の薬が高いと思うのも無理ないですが、腕の良いAGAクリニックの薄毛治療も含めて、薬を処方してもらい、最短の薄毛治療をしていただきです。