生え際が復活した方法とは?勘違い育毛ケアしてないですか

健康な頭皮の場合、１つの毛穴から複数の髪の毛が生えています。

髪の毛がたくさん生えている場所であれば、1つの毛穴に3～5本生えています。生え際は、髪の毛が生えている皮膚と産毛になる境目になるので、１つの毛穴に生えている髪の毛の本数は１～２本程度です。

そこで、生え際の周辺にある毛穴に髪の毛が何本くらい生えているかチェックしてみてください。

生え際の毛穴に生えている髪の毛の本数が1～2本の毛穴が多ければ、問題ないです。生え際は頭頂部の剃りこみの部分をよくチェックしてみてください。

生え際の毛穴に生えている髪の毛の本数が4～5本の毛穴が多ければ、薄毛が進行している可能性が高いです。

というのも、健康な生え際の毛穴からは1～2本しか生えないのに対して、4～5本生えているということは、その部分の頭皮は、”昔は生え際ではなく髪の毛が沢山生えていた場所”ということになります。

つまり、生え際が後退していると、以前生えていた頭皮の部分が”今の生え際”になっているのです。

ですので、今の生え際の周りの毛穴に沢山髪の毛が生えているということは、生え際が後退し薄毛が進行していることになるのです。

剃りこみの部分は、生え際の中でも血行が悪いため、始めに薄毛が進行しやすい頭皮です。剃りこみの薄毛が進むと、いわゆるM字型の薄毛になります。

自分1人でチェックするには難しいので、鏡で見るか、スマホなどで動画・写真を撮ってチェックしてみて頂きたいです。

生え際の後退が進んでいると、明らかに前髪の生え際と両側の剃りこみの部分の生え際の位置がずれています。

そこで、前髪の生え際と剃りこみ部の生え際でどれくらい長さの差があるかが薄毛の進行度を示すことになります。

剃りこみは、子供の時から若干前髪の生え際よりは、後退しているので1センチ～2センチ程度なら許容範囲かもしれません。年をとると髪の毛に元気がなくなって剃りこみの部分は弱くなるので多少は後退することもあります。

ですが、3センチ以上の幅で後退が進んでいると薄毛が進行している可能性が高いです。M字薄毛が進めば進むほど、剃りこみの部分がどんどん奥まで進んでいき、頭頂部の方に向かっていきます。

特に、男性型脱毛症（AGA)になると、M字薄毛になる確率が非常に高く、進行を止めるのが難しいです。市販の育毛剤・育毛シャンプーでは止めるのは難しいです。

生え際の後退・薄毛を意識し始めてからどれだけ放置している期間が長いか？も生え際復活のポイントになります。

AGAの場合、薄毛が一度始まると、DHTという男性ホルモンの分泌が急増して、薄毛の進行が加速します。DHTは「悪玉男性ホルモン」とも言われていて、DHTが増えると、髪の毛の成長を止める働きをします。DHTは、生え際・頭頂部などの頭皮に多く分泌され、髪の毛が産毛から成長しなくなり、髪の毛が生えてこなくなります。

DHTを止めるには「フィナステリド（プロペシア）」といった医師が処方する薬を飲まないと治るのが難しいです。

育毛剤をいくら塗っても、DHTを減らさないかぎり、髪の毛は生えてこないです。フィナステリドは、DHTを減らすことで本来の髪の毛が成長する頭皮に戻してくれます。

AGAでは、DHTが増え続けるので、フィナステリドを6ヶ月～1年程度服用しないと、薄毛の進行が安定しないと言われています。

ですので、生え際の後退が進んでいる方は、少し長期スパンで見据えてシッカリと薄毛対策することが大事です。

市販の育毛剤は、AGAには効果がないものがほとんどです。

AGAの根本原因は、DHTですのでDHTを減らさないと意味がないのです。市販の育毛剤は、髪の毛を生やそうとする成分などを頭皮に付けることが多いですが、それ以上にDHTの威力が高いです。

DHTが増えている以上、頭皮マッサージ・血行促進して一時的に少し産毛が生えてきても、あくまで一時的なものが多いです。

DHTを減らさないかぎり、１年後・2年後はまた同じ薄毛の悩みを抱えることになります。

そのため、DHTを減らすためのフィナステリドを服用することが肝心なポイントです。

そして、髪の毛を増やすためには、医学的にも育毛・発毛効果があるミノキシジルといった薄毛薬を使うことが大事です。市販の育毛剤の成分は大抵は、医学的に効果が実証されていない成分です。

ある一定の体質に合う方には効果があるのかもしれませんが、誰にでも高い効果が出るとは限りません。そんな効果があるかわからない育毛剤で何ヶ月も使って試していると、どんどん薄毛が進行していってしまいます。

ですので、即効性の効果があることが分かっている成分を使って、しっかり確実に育毛ケアをすることが重要なんですね。

それには、薄毛の専門家に見てもらって、適切な育毛ケアをすることが髪の毛の復活の近道です。

育毛シャンプーは、頭皮に良い成分しか使っていないと思っていませんか？

育毛シャンプーの裏面に書いてある成分表を見て頂きたいです。育毛シャンプーにも頭皮に刺激のある成分が多く使っているものがかなり見受けられます。

ドラッグストアなどで売っている育毛シャンプーは、使い心地を良い・気持ちよくなることを優先にしているシャンプーが多いです。スカッとして頭皮がキレイになった印象を与える成分、皮脂を落とすため・泡立ちを良くする洗浄成分は、本来不要でむしろ頭皮に良くない成分が含まれています。

最近よくあるのが、アミノ酸系シャンプーでオレフィン（C14-16)スルホン酸がよく使われています。オレフィン（C14-16)スルホン酸は、頭皮に刺激が強烈とまで行かないですが、頭皮が荒れている方や頭皮が弱っている方には合わない成分です。

それが、頭皮に悪い成分は一切使っていません！といって売っていたりします。

頭皮に刺激があるシャンプーを毎日使っていると、頭皮が弱った時にシャンプーの刺激で湿疹ができたりフケになることで、薄毛の進行が進むことがあります。

ですので、宣伝などよりもシャンプーの成分をチェックして、頭皮に良くないか・悪いかを見ていただいて使って頂きたいです。

頭皮の病気に関しては、皮膚科を受診したほうがよいです。

ですが、薄毛を改善するならば、必ずしも皮膚科が一番よいとは限りません。多くの皮膚科は、薄毛に関する治療経験・症例数が少ないため、薬だけだして終わりというところが多いです。

フィナステリドやミノキシジル5％以上の薬は、医師の処方が必要なので、皮膚科でもらう方もいます。ですが、薬だけもらっていても自己流の育毛ケアと同じです。

やはり薄毛を改善した症例数が多い、AGAのクリニックで診てもらうことが薄毛改善の近道になります。

AGAクリニックでは、マイクロスコープを使った頭皮チェック・血液を取りDNA検査をすることでAGAになりやすい体質化調べること・薄毛の状態にあった個人個人にあった治療をしてくれるのがよいです。

AGAのクリニックでは、症例数がかなりあるため、どのパターンの薄毛か？どう対処したら髪が生えやすいかといったノウハウの蓄積がかなりあります。

そのため、クリニックを選ぶ時は、症例数が多いところ、患者さんが多いところを選ぶとよいです。

薄毛は個人差があると言われていますが、少し大きく見るとある程度パターン化されています。そのパターンを１つ１つこなしていくことで、最短の育毛ケアができるのです。

薄毛は進行すればするほど、元に戻すのに期間・労力がかかるので、早めに薄毛の専門家がいるクリニックで初診だけでも受けて見て頂きたいです。

初診は、無料のカウンセリングを実施しているところもあるので、是非早めにいってみてください。