髪の毛が剛毛でバリバリ硬かったのに、細くなっているのは薄毛の前兆かもしれません。
生まれつき髪の毛が剛毛だと、薄毛の心配はあまりしない印象ですよね。
でも、剛毛でもAGA(男性型脱毛症)の薄毛になると、髪の毛が柔らかくなる・細くなるといった薄毛の兆候が出ています。
特に、剛毛で固めの髪質の方は、AGAで髪の毛が弱くなっているのが分かりやすいです。
AGAの特徴は、薄毛になる頭部の髪の毛が細くなる・抜け毛が増える傾向が多いです。加齢によっても剛毛の髪質は変わってきますが、AGAによる薄毛が進行すると、急に髪質が変わります。
AGAは、「急に変わる」のがポイントです。
髪質の変化を感じたら、ドラッグストアなどの育毛シャンプーや育毛剤などで対処しようとする方がいますが、効果はほとんど出ないといっても過言出ないです。
人により効果の感じ方が異なりますが、AGAになるとホルモン・酵素の働きで脱毛が進むため、市販の育毛剤などでは歯がたたないのです。
そこで、AGAで剛毛だった髪の毛が細くなるのを感じたら、どうしたらよいのか対処法をご紹介します。
剛毛が細くなったら?AGAで髪の毛が薄くなる兆候かも・・
元々、髪質が剛毛だったのが、急に細くなった、柔らかくなってきたら、薄毛・AGAのサインの可能性が高いです。
髪の毛は20歳前後が一番太く、硬いので、30代・40代になると次第に髪の毛は剛毛だったのが、柔らかい髪質になることはあります。
ですが、急に髪が細くなる、柔らかくなるといった髪質の変化は、薄毛のサインになることが多いです。
そこでAGAの薄毛になるのは、次のようなポイントもあるので、あなたの髪質をチェックしてみてください。
<剛毛が細くなったら?AGA・薄毛の兆候に気付くポイントとは>
- 抜け毛が増えた
AGAが進行すると、髪の毛を育てる毛母細胞が働かなくなり、抜け毛が増加します。
抜け毛は起きた時の枕に落ちている抜け毛や、クシに付いてくる髪の毛、シャンプー後の排水口などに残る抜け毛が目に見えて増えてきます。
成人男性だと、1日約50本~100本くらい抜けますが、AGAが進んでいると、1日200本~抜けるようになり、かなり目につくようになります。
これは、髪の毛を作る毛母細胞の活動が弱くなることで、抜け毛が増えるようになります。
髪の毛はツメと同じような仕組みで伸びていきます。髪の毛の根本にある皮膚細胞が活動して、細胞分裂をしながら髪の毛を作ります。そして作った髪の毛を上にどんどん押し出して、伸びていきます。毛母細胞が活動しなくなると、生産する髪の毛の量が減るため、髪の毛が細くなり、抜けやすい状態になるのです。
そのため、薄毛の兆候として抜け毛が増えたことをチェックしてみてください。
- 生え際が後退・地肌が見える
AGAの特徴として、薄毛になりやすい場所があります。
それが、前頭部の生え際、頭頂部です。AGAの原因になるDHTいう悪玉・男性ホルモンは、生え際と頭頂部に多く存在する5α還元酵素Ⅱ型が、反応することで、髪の毛を作る毛母細胞の活動を停止させようとします。
そのため、AGAになる兆候として、生え際の後退・髪の毛から地肌が見えるような症状が出やすいです。生え際の後退や地肌が見えるような症状は、意外と初期段階のうちに自分では気付きにくいです。
昔とった写真と現在の顔・頭部を見比べて、髪の毛の状態を聞いてみると、生え際の後退状態や、地肌が見えやすくなっているかチェックするとよいです。
できたら、スマホで1ヶ月おきくらいに自撮りで頭皮の写真を取ると、薄毛の進行具合がよく分かります。生え際が後退しているのが確実であれば、早めに薄毛・AGA対策をしたほうがよいですね。
髪の毛は1本抜けると、その1本を取り戻すのに大変な労力と時間を要するので、早めの対策をおすすめします。
- 寝ぐせが付かなくなる
髪の毛が剛毛だと、髪の毛が立ちやすいですが、軟毛になると、寝ぐせがつきにくくなります。
軟毛は髪の毛がペトッと頭皮に張り付くようになり、髪のボリューム感がなくなります。髪の毛が細くなると、髪の毛が自立しなくなるため、寝ぐせも付きづらくなるのです。
また、髪の毛のセットも以前と同じように行かないことが出てきます。髪の毛が軟毛になるため、髪のボリューム感が出なくなり、前と同じような髪型にするのに苦労するようになります。
そのため髪の毛のスタイリング剤も髪の毛のボリュームを出すようなタイプを使うようになるなど、変化が出てきます。もし、スタイリング剤を変えるようなことがあれば、髪質が変わってきており、薄毛の疑いもチェックして頂きたいですね。
昔は太い剛毛で、寝ぐせもヒドかったけど、今は髪は柔らか目でハリ・コシがないな・・と思ったら、薄毛チェックをしてみてください。
剛毛でもAGAになると、進行は一気にくるので気をつけて頂きたいです。
AGAかどうかは、AGAのクリニックで初診が無料のところで頭皮チェックをしてもらうとよいです。頭皮チェックは、頭皮の毛穴をマイクロスコープという顕微鏡カメラで撮影して、髪の毛の太さや毛穴などの状態をチェックします。
さらに、有料になりますがAGA遺伝子検査があります。AGAになりやすいかどうかを遺伝子でチェックできます。DHTという男性ホルモンの分泌のしやすさ、男性ホルモンの感受性の良さが薄毛になりやすさを決めています。
AGA遺伝子検査をしておくと、将来どれくらい薄毛のリスクがあるのか分かるので、心配な方は事前にチェックしておくと対策が打てます。
今は、AGAの薄毛はある程度対策が打てるので、早めに薄毛の専門家にチェックして持って頂きたいです。
ウッチャンより一言
- 髪の毛が剛毛だったのが、細く・柔らかくなるとAGA(男性型脱毛症)の疑いがある
- 抜け毛が増える・生え際後退・地肌が見える・寝ぐせがつかなくなるのもAGAの兆候
- AGAは、AGAクリニックで頭皮チェック・遺伝子検査で将来の薄毛リスクが分かり対策が打てるようになる