AGA治療の流れが分からないと不安ですよね?
AGAの治療は、薄毛の状態によって発毛の薬や、治療方針が変わってきます。
薄毛の状態はかなり個人差があるため、全く同じように薄毛改善はしていかないです。
またクリニックによっては、ミノタブ(飲むミノキシジル)の処方やメソセラピー(頭皮注射)など攻めるクリニックと、抜け毛を止めてから徐々に生やす守り重視から攻めていくクリニックがあります。
攻めるクリニックは、即効性を売りにしていますが、費用・薬の副作用が気になるところです。
守り重視のクリニックは、安全性が高いですが、治療に時間がかかりやすいこともあります。
ただ、どちらのAGAクリニックも使う発毛薬や薄毛改善のテクニックの種類はあまり変わらないです。
大きく変わるのは、豊富な薄毛症例数とAGA治療の設備・技術が変わってきます。
そこで、基本的なAGA治療の流れとどのようなAGAクリニックがおすすめかご紹介します。
AGA治療の流れは?無料診断・頭皮チェックから何をする?
AGA治療の流れは、クリニックは違っても基本的な同じような流れになります。
初診→治療・投薬開始→1ヶ月に1回来院して頭髪のチェック&投薬→・・といった感じです。
薄毛治療の期間は、最低でも6ヶ月、12ヶ月くらいは見ておいたほうがいいです。
3ヶ月だけ契約するところもありますが、3ヶ月や6ヶ月では、薄毛治療の効果が出づらいです。できたら、12ヶ月治療をして頂きたいです。
というのも、AGAの原因になっている男性ホルモンの分泌が安定するまでは、約12ヶ月くらいかかると言われているためです。
AGAの原因になっている男性ホルモンの分泌を抑えるには、フィナステリド(プロペシア)という薬を使います。フィナステリドは、AGAを引き起こす男性ホルモンを止めてくれる心強い育毛薬です。
ですが、フィナステリドで悪玉男性ホルモンを抑制している場合、急に止めるとリバウンドで抜け毛が増えて薄毛が進行してしまうことがあるんですね。
そのため、男性ホルモンの分泌を抑えるには、徐々に薬の量を減らして、断薬していくのがいいですね。
ですので、フィナステリドを徐々に断薬していけば、フィナステリドは一生飲まなくても、大丈夫です。
- 初診・AGAかどうか検査する
AGA治療の流れは、初診で頭皮チェック・問診などでAGAかどうか確認するところから始めます。
まず薄毛の原因がAGAによるものかどうか、確認することが大事です。薄毛がAGAでなく、他の原因であれば、他の治療方針で薄毛を改善していくことになります。
遺伝子検査をすれば、AGAになりやすい体質か分かります。また、他にも薄毛の原因になりやすい要素を検査することが出来ます。
頭皮チェック・遺伝子検査により、薄毛のタイプを知ることが出来て、治療方針が立ちます。
ここで、AGA専門クリニックが持つ過去の薄毛治療の症例が役立ちます。薄毛タイプから、上手くいく治療方針を提案してくれるのは、症例が多いクリニックのメリットです。
症例数が少ない病院ですと、治療が当てずっぽうになりがちで、即効性や効果をすぐに感じにくいことになります。そのため、症例数が多いAGAクリニックを選ぶことが大事です。
- AGA治療開始
薄毛の原因がAGA(DHTのホルモンの影響)と分かったら、DHTを減らして薄毛を止める治療を開始します。
AGAの治療は、脱毛を止めるためのフィナステリド(プロペシア)をベースにします。一部のクリニックでは、日本での未承認薬のデュタステリドを使用する場合もあります。
フィナステリドは、AGAの原因になる男性ホルモン(DHT)を抑制する効果があります。フィナステリドが体質に合うか、効果があるのかを治療しながら見ていきます。
遺伝子検査で、男性ホルモン感受性が低い結果になった方は、フィナステリドを多めに飲む必要があります。
また、髪の毛を発毛させるのはミノキシジルを使うところが多いです。
ミノキシジルを頭皮に塗るタイプと、飲むミノタブ(ミノキシジル・タブレット)があります。ミノタブは、体の体毛を濃くする効果があり、発毛効果は高いです。ただ、ミノタブは血圧が下がる薬でもあるので、飲む時は注意が必要です。分量が少ないところから始めて、血圧を測定したり、血液検査をするなどして、体の反応を見ながら治療を進めていきます。
- 1ヶ月に1回通院
AGA治療を開始したら、頭皮の状態チェックと薬の処方を行うため、1ヶ月に1回通院します。
1ヶ月毎に頭皮・髪の毛の状態を写真にとって、発毛剤の効果などを確認します。
発毛が上手く行っている場合は、継続して薬を処方します。
発毛が上手くいかない場合は、日常生活で頭皮・髪に悪い習慣がないか等、薄毛になりやすい要素を取り除いていきます。
しばらくは同じ薬で様子を見ます。それでも効果が出ない場合は、希望でメソセラピー(頭皮注射)などをします。
頭皮注射は、ミノキシジルや発毛促進因子を髪の毛の薄い頭皮に直接、注射して、効果を高めます。M字の生え際などは、一度薄くなると、髪の毛を生やすのが難しい部分です。
M字の生え際が気になる方は、ちょっと辛抱強く発毛治療をすることになる傾向があります。生え際は毛細血管が少なく、血行が悪いところなので髪の毛が育ちにくいんですね。
また、加齢の影響もあり、生え際は後退しやすいです。そのため、生え際・M字は粘り強く対処することが大事です。
カウンセラーが付いてくれるAGAクリニックなら、好きな時にクリニックに行ってカウンセラーの方と相談ができます。日頃の悩みや髪型などの相談が受けられるところもあります。
- 通院 約6ヶ月~12ヶ月
AGA治療は、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月といった単位でコースが設定されている事が多いです。
AGAの薄毛は、DHTのホルモンを減らして安定化するまで、約1年くらいはかかると言われています。
3ヶ月ですぐに髪がフサフサということはあり得ないです。AGAの場合、たとえ髪が生えても継続的に生えることがなく、すぐに薄毛に逆戻りしまうのです。
目安としては、3ヶ月目で抜け毛が止まり、新しい産毛が生えてきます。髪の毛は1ヶ月で2ミリ~程度しか伸びないので、すぐにフサフサにはなりません。
およそ6ヶ月くらいまでには髪の毛が目に見えて、変わってくる感じがすると思います。
そして、12ヶ月位まで続けると、髪の毛が安定して薬を減らしても、抜け毛が出ずにフサフサの髪が維持できるようになります。
よくあるのが、髪の毛がある程度生えてきて6ヶ月で止めてしまうケースです。6ヶ月で髪が生えたので、薬などを止めると、リバウンドがあり抜け毛・薄毛に戻ってしまうことがあります。
そのため、6ヶ月を超えても安心せず、徐々に薬を止めて、DHT抑制をするよう対処をしていきます。
1年位で、体質的にDHT分泌の量が変わってきて、薄毛が改善していくのです。
AGA治療は、信頼のできる過去症例が多いAGAクリニックで、専門医の指示に従って治療をすすめることが大事です。
先生の話は嘘くさいと思っても、まずは従ってやってみるのが大事なんですね。ですので、通うAGAクリニックもあなたが十分に信頼できるクリニックを選ぶといいです。
値段の安さで選んでも、先生がイマイチ合わないと途中で信じられなくなり、止めてしまうことがあります。時間もお金ももったいないので、十分信頼できるか?という点で無料診断・頭皮チェックをしてみて頂きたいです。
ウッチャンより一言
- AGA治療の流れは、初診で頭皮チェック・AGAかどうかの判断をし、1ヶ月毎の通院となる
- 1ヶ月に一度、頭皮の状態チェック、写真撮影、薬の処方を行うために、クリニックに通う必要がある
- クリニックへの通院は、約6ヶ月~12ヶ月が目安で、DHT分泌が安定するまでやめないことが薄毛改善の成功のポイント