AGA治療を未成年の10代男性を受診したいという方が増えています。

10代で薄毛の兆候が出くることがあるのか?

といいますと、10代でも薄毛・AGAになることはある、と言えます。

AGAはDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンによる影響で、髪が薄くなります。

DHTは10代の前半から思春期にかけて、男性器を作る働きがあり、非常に重要なホルモンなんですね。ですが、10代後半~20代前半くらいからは、逆にDHTはは、薄毛を引き起こす原因になってしまうのです。

そのため、男性器の発達が早いと、17歳、18歳、19歳の10代後半といった男性でも、髪が薄くなる兆候がでることがあります。

ただ、20代・30代の薄毛と違い、部分的な薄毛(頭頂部だけ、生え際だけ)でなく、全体的に髪の密度が減るスカスカな状態になる方もいます。

早めにAGAかチェックしておいて、20代の若ハゲにならないようチェック・対策しておきたいですよね。

そこで、未成年でもAGA治療ができるのか、ご紹介します。

AGA治療は未成年でも大丈夫?薄毛治療に年齢は関係ある?

AGA治療は、未成年でも可能です。

ただし、18歳以上・高校生はAGA治療は受けられないクリニックが多いです。

治療を受けるには、親の同意書が必要です。親でなくても、親権者・未成年後見人(こうけんにん・法律上の親代わりの方)の同意書が必要です。

また、未成年の方は、無料診断も同意書が必要なので、無料診断だけ受診するのも出来ないので注意してくださいね。

なぜ未成年ではAGA治療が簡単に受けられないのか?

といいますと、AGA治療は、医療行為のため、未成年の治療に関わる法律で決まっているからです。

AGA治療にかかわらず、皮膚治療など保険が効かない医療行為のため、トラブルを回避する目的だと思います。

薄毛のことは、ちょっと親には相談しにくい・・という方は、面倒な手続きですが、法律上で決まっているので仕方ないですよね。

ただ、個人的には、AGA治療を始めるには、未成年からは早過ぎるかな?と思います。

初期診断で、頭皮状態をチェックしてもらうのはよいかと思います。ですが、実際の治療は生活習慣を改善するなどして、どうしてもダメだった時に、治療を始めて欲しいです。

というのも、頭髪は20代前半をピークにして、成長をしていきます。

髪の太さも20歳前後で一番太く丈夫になります。そのときに、AGA治療をするなら、髪に良い栄養素を多く取り、睡眠を沢山取るようにしたほうが髪に良いと思います。

受験・仕事などで睡眠は十分取れない時もあるかもしれませんが、AGA治療は男性ホルモンをコントロールする薬を飲んだり、付けるので、副作用の心配があります。

未成年だとまだ、男性ホルモンの分泌が安定していない可能性があり、できたら、栄養素をサプリで補給するといった、間接的なやり方で対処するといいと思います。あとは、睡眠は非常に重要なので、シッカリ寝たほうがいいです。髪は寝ている間に作られ伸びるのです。

市販の育毛剤も良いかと思いますが、あまり効果は出ないと思われます。

市販の育毛剤は、医薬部外品で育毛効果が認められた成分は入っていますが、頭皮にシッカリ浸透するか、髪を作る毛乳頭に届いて働くのか?疑問が残ります。

特に、3ヶ月で薄毛が治った、すぐに抜け毛が止まった等という宣伝をしている育毛剤は注意が必要です。あの宣伝はあくまで個人差があり、個人の感想なので、当てにならないです。髪の毛が生えるサイクルは、3ヶ月では薄毛は治る可能性は低く、最低6ヶ月~12ヶ月位かけて髪が生えそろうので、即効性に期待はできないのです。

頭皮マッサージや刺激の少ないアミノ酸シャンプーに変えることで、頭皮に負担を減らし、抜け毛予防・髪を成長させることに集中したほうがいいですね。

AGA治療をする前に、頭皮チェックすることは意味があると思うので、どうしてもAGAを見てもらいたいなら、初診の診断を受けてみてはいかがでしょうか。

同意書も必要ですが、頭皮チェックと問診・相談だけなら無料なので、それほど身構える必要はありません。

将来の薄毛が気になる方は、お近くのAGA専門クリニックで薄毛のチェックをしてみてください。

ウッチャンより一言

  • 未成年でもAGA治療は受診できるが、親・未成年後見人の同意書が必要
  • 未成年はAGA治療をするには、早いと思われるのでまずは頭皮チェックだけしてみるとよい
  • 無料診断・無料カウンセリングでの、頭皮チェックだけでも親の同意書が必要なので注意