AGA治療はどれくらいの期間かかるのか?気になりますよね。
育毛・発毛の広告では、で3ヶ月後には髪の毛がしっかり生えてきた・・という方もいるようです。中には1ヶ月で生えてくる!(個人の感想)という広告もありますが・・(苦笑)
ヘアサイクルの関係で早く効果が出る方もいますが、AGAの治療期間は、2,3ヶ月では終わらないことが多いです。
大事なのは、早く髪の毛が生えるだけでなく、将来も安定して髪の毛が生えている状態を作るところなんですね。
そのため、髪の毛が生えさえすれば良い、というわけでなく3年後・5年後も髪の毛がしっかり生えて薄毛を気にしない生活を遅れることが大事ですよね。
ですので、ここでは将来も安心できるレベルまで、頭髪を復活させるAGA治療をする期間についてご紹介します。
AGAの治療にかかる期間は?
AGAの治療にかかる期間は、約1年間(12ヶ月)が目安になります。
期間が長すぎる!といそう思いましたう感想を持つ方も多いと思います。僕も最初はそう思いました。
でも、髪の毛が生える毛周期(ヘアサイクル)を考えると、治療は約12ヶ月くらいかかることが理解できます。
髪の毛は1本ずつ生えてから伸びて抜けるまでのサイクルがあるんですね。毛周期(ヘアサイクル)といって、生える→伸びる(成長期)→抜ける(退行期)→新しく生える準備(休止期)→生える・・といった髪の毛のライフサイクルがあります。
健康時は、成長期は2~5年と長く、退行期・休止期は2~6ヶ月くらいかかります。AGAノ薄毛になると、成長期の期間が短くなり、やがて休止期が長くなります。ずっと休止期になると、髪の毛が生えてこない状態になるのです。
そのため、髪の毛は少なくとも新しく髪の毛が生えるには、6ヶ月かかります。そして、髪の毛が1日に伸びるスピードは約0.2~0.4ミリ、1ヶ月にして約6ミリ~12ミリ(1.2センチ)です。
ですので、薄毛が改善されるにはそれなりの期間が必要になるのです。どんなに良い育毛剤があっても、人間の髪の毛の成長速度は超えられないのですね。
そこで、一般的なAGA治療にかかる期間をご紹介します。
<AGA治療にかかる期間の目安は?>
- AGA治療:約1ヶ月目
AGA治療を初めて1ヶ月間では、見た目の印象や髪の毛に変化はあまり感じられません。
ただ治療を始めると「初期脱毛」という抜け毛が増えるという症状が出ることがあります。
薄毛治療を始めたのに抜け毛が増えるとは!!と思いがちですが、これは一時的なものです。初期脱毛があると、かなり心配になりますが、薬の効果などでヘアサイクルを整えるための初期症状の1つですので、安心してください。
- AGA治療:約3ヶ月目
治療して3ヶ月になると、抜け毛も減り、薄くなってきたところに産毛が生えるよう実感がある事が多いです。
他人はあまり気づくレベルでないかもしれませんが、自分や家族の方に髪の毛が生えてきているかも?という印象が出てきたりします。
特に、フィナステリドという薬は、薄毛を止める効果が高いので、これまで脱毛していた抜け毛がなくなり、ヘアサイクルが正常に戻っていっていく時期です。
- AGA治療:約6ヶ月目
AGA治療を開始して6ヶ月経つと、見た目でもすぐ分かるレベルで髪が生えてくる方が多いです。
6ヶ月くらいになると髪の毛がしっかり生えてくるので、かなり自分にも自信がでてきますね。薄毛の時はあまり前面に出られなかったのが、気分的にも強くなった気分です^^
薄毛治療のいいところは、髪の毛が生えることで自分に自信が出てきて、力がみなぎってくる感じがとても印象的です。
しかも、AGA治療は徐々に変わっていくので、回りの人に薄毛治療をしていることがバレづらいのがいいです。
6ヶ月で髪の毛が生えてきたら、ここでAGA治療をやめてしまう方がいますが、AGAの根本原因になっているDHT/5αリダクターゼ(還元酵素)は、また増えてきて薄毛がぶり返します。
ですので、最低1年間は、DHT/5αリダクターゼを抑えるためにも、治療は続けたほうがよいと思います。
- AGA治療:1年間(12ヶ月)
AGA治療を開始して、1年後が治療方針を大きく変えるかの指標になります。
治療を1年間続けると、髪の毛が回復している方とまだ途中半ばの方が出てきます。これは薄毛の進行度、体質などによって変わってきます。
1年間である程度髪の毛が回復したら、その後は育毛の薬の量を減らしていき様子を見ます。薬は途中で急にやめると、また薄毛が進行することがあるので注意が必要です。
フィナステリドはリバウンドがあるため、薬の量を徐々に減らしていくようにしてください。
AGAの治療にかかる期間は、約1年間を目安に考えていただけるとよいかと思います。
およそ6ヶ月くらいで髪の毛が生えている実感が出てくることが多いですが、治療はすぐに辞めずに続けることが大事です。
AGAの原因ホルモンであるDHTによる薄毛体質は、半年くらいでは変わらないです。1年位かけてジックリ体質改善して頂きたいです。
5年後、10年後の将来の髪の毛の状態を保つためにも、AGAは甘く見ずにしっかり治療をして頂きたいです。
ウッチャンより一言
- AGA治療の期間は、約1年間くらいかかると見ておいたほうがよい
- 治療開始6ヶ月くらいには、髪の毛は生えてくるが途中でやめないこと
- 1年後に薄毛の状態を見て、AGAの薬を減らしていくのがよい